ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
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2007.05.01
JBマスターズイースタンリーグ 第1戦 がまかつCUP 奥泉悠介 第5位
4月21日、22日と河口湖で開催されたイースタンマスターズ第1戦で5位入賞しました。その時の状況や釣り方を少し詳しく解説します。


この試合に向け、3月からプリプラクティスで河口湖に足を運び、密かに練習していたのがシラウオパターン。


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河口湖ロコが連日5kg〜7kg叩き出していたこのパターンは、マス釣りでスプーンを引くようなイメージで、ノーシンカーワームをフワフワサスペンドさせ続けるのが肝。カラーはクリア、白がベストですが、実は産卵後に弱って岸に打ち寄せられるワカサギを狙うバスも釣れるので、他のカラーで色んな湖でも試してみて下さい。(実際に試合で使用したのは頭を1inchほどカットしたエコカットテールラメ入りの♯042)


前日プラクティスでは、風が凪いでいる朝イチから湖全域をサイトしながらエレキで回り、バスの付き場をチェック。ニアザディープ、風当たり、巻き込みの場所はさらに要チェック。10時以降の風で、八木崎のシャローの岩にバスが上がってくるという印象を持ちました。


試合の流れは、ネスト戦のように前日にバスを見つけていったエリア(小海の桟橋、小海〜黒岩ワンド周辺、魚屋、八木崎、河口湖大橋の橋脚、橋内の溶岩帯)をランガン。


初日、10時までは各エリアを流すも反応なし。風が強くなった10時過ぎから八木崎に入るも、多数の選手のプレッシャー、さらに晴天からプラの時ほどシャローにバスは上がっていませんでした。狙うレンジを1段落とし、目に見えるか見えないくらいのブレイクラインに絡む岩を通し1122gをキャッチ。予想通り釣れたのは11時30分頃でした。


2日目も朝から強風、しかし天気は曇り。1番フライトの先頭だったので小海公園の桟橋に直行。2投目で食わせるもうまくノセることが出来ず・・・10時過ぎ、八木崎には前日ほど他の選手が入っておらず、プレッシャーも低め。目に見える岩、水深で言うと1m未満を攻め10時30分頃に1058gをキャッチ。
11位、結果総合で5位入賞となりました。


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強風の2日間、ノンソルトワームで苦闘する選手を尻目に、数少ないチャンスをモノに出来たのは、ノーシンカーでも風にラインを持っていかれず、自分の思う通りにキャスト、リトリーブコースをとることが出来た、高比重ゲーリーワームのおかげでした。
手が震えながらファイトしてキャッチした2日目の魚。これからも、自分が釣りを始めた頃から震える感動を与えてくれるゲーリーワームを武器にトーナメントを戦っていきます。
ありがとうございました!!!


奥泉 悠介