2011.12.01
小森嗣彦 Basser Allstar Classic 2011 2位
Basser Allstar Classicに呼んでいただいたのは今年で3回目。
一昨年は初参加で準優勝、昨年は増水した霞ヶ浦のカバー戦略に苦戦し惨敗でした。
しかし苦戦の末、閃いたカバー攻略のアイテムが「
モコリークロー」です。
このワームは昨年のオールスターで生まれました。
今回はその完成した武器を備えての参戦。同じマッディシャローのカバーが多い利根川で、
このモコリークローはプラの段階から絶対的な自信をもたせてくれました。
カバーやテトラの奥や中は7gテキサスリグ、少し深いテトラや杭に絡むカバーは
リーダー3センチくらいの7gヘビーダウンショット、カラーは
#231をベースに水の
色をみてローテーションしていきました。
テキサスリグではすり抜けを強くするために頭に近い小さい足をカットして使用しました。
テトラエッジやブレイクは得意のレッグワームのダウンショット、状況に合わせて
クランクベイトのローテーションで攻めました。
エリアは中下流域を中心に水をみて移動、2日間とも安定したスコアが出せたのは
ルアーが信頼できたことで、一つ一つのエリアの見切りが早くできたからだと思います。
今年は3.11の大震災があり、被災地で辛い思いをされている方も多いと思います。
そんな中、オールスターという夢のある舞台で、釣りの楽しさ、トーナメントの
ドキドキ感、決して諦めないこと、努力を続けることの強さ、そういったことを発信したい。
そう思って2週間のプラクティス日程をこなし、この試合に向かいました。
結果は悔しい2回目の準優勝でしたが、今シーズンのここまでの不調と不安が嘘の
ように消えていきました。
応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
今度こそ優勝できるように、また頑張ります。
小森嗣彦
写真提供
つり人社