いつもお世話になります。 マサニイです。
先日行われた河口湖JB2第3戦(最終戦)にて3位、そして年間チャンピオンを獲る事が出来ました。
今回の結果は自分一人の力では無く、スポンサードしてくださるゲーリーインターナショナル様はじめ、
河口湖の仲間達のお陰と思います。
それでは、前日プラクティスの内容から話したいと思います。
今回の大会はいつもペアを組んでもらっている元TOP50で河口湖スーパーロコアングラーの星野さんが、
仕事の都合で出場出来ない為、元ゲーリーファミリーのヨッチこと、馬渕吉克さんにパートナーを依頼して
おりました。
前日プラでは27日にあった放流を試し、サイズの確認、釣りのしやすさの確認を行いました。
ただ放流だけでは勝てないとの思いもあり、ネイテブパターンの調査も同時に行う事としました。
放流は浅川、馬場川、小海、長浜で行われ全ての場所を周り、岸釣りの人の多さ 釣りのしやすさから、
放流は小海と決めました。
ネイテブは各所のディープを周り、西湖放水路沖の6.5m〜7mのラインでベイトが廻ってくるタイミングで
良型が釣れる事を確認してプラを終了しました。
最終戦の前段階での年間成績は9位。
正直自分には年間は関係無いものと思い、気負いも無く試合に臨む事が出来ました。
試合当日、フライトは最後の方。
放流で揃えネイテブで入れ替えを狙うパターンで行こうとヨッチと話しスタートを迎えました。
まず向かったのは小海。
すでに10艇ほどの先行者、そして岸には岸釣りの人達が5m間隔で・・・・まぁ想定内です。
ジャンプ台の横のウィードエリアで釣り開始。 ポロポロ居るが型が小さい。するとウェイクボードが近くを
通って行きました。
その途端ウィードの中から魚が湧いてくる。 その瞬間を何度も待ちながらサイトで釣って行きました。
リグはスモラバとダウンショット。 当初の予定は30分でリミットメイクのはずが・・・・
1時間半で4本しか釣れない。 少し焦ってきた所で風が吹き出し、サイトでは見ずらい状態に。
「よしネイテブ行こう」で西湖放水路沖へ向かいました。
自分の入りたいポイントは誰も居ない。 放水路側に数艇の船がいました。
投げたリグはダウンショット、2.7gシンカーのリーダーは通常通りの25センチくらい。
1投目で自分にキーパーギリギリのネイテブがヒット。 取りあえず5本、リミットメイク達成。
でもこのサイズじゃ無い!と思い、竿を振り続けました。
すると魚探にベイトの反応が出始め沖側にすかさずキャストし底を丁寧に探って行くとガッン!と激しい
アタリ。 しっかりフッキングすると・・・・ドラッグが・・・・・止まらない。 幸いにも魚は沖へ沖へと
逃げてくれます。
もし岸側のウィードエリアに逃げて行ったら・・・・多分今回の成績は無かったと思います。
魚の動きに合わせ船を移動。3ポンドラインの為無理は出来ない・・・・するとヨッチが「鯉じゃね?」
・・・・「そうかも」と思いながらも慎重にやり取りをし、5分位で何とか魚が浮いてきました。
デ、デカイ!!二人で魚を見た瞬間から更に慎重になりました。
ヨッチはすぐさまネットを準備。 かなりテンパってます(少し笑えた)
そして何とかネットイン! その瞬間雄叫びを上げていました。(今思えば、恥ずかしい)
その後ラインをチェックし、リグり直すんですが、手が震えてリグれない・・・・・
トーナメンターなら分かりますよね。
その後ヨッチにもスイッチが入り真剣モードで釣りを開始・・・ヨッチの竿が絞られドラッグがジージーと出る。
「また来たか!!」オイラがネットを持ち、構えるとギネスクラスのギルでした。(また少し笑えた)
その後は時間を見ながら各所をランガンしましたが、入れ替えサイズを釣る事無く帰着となりました。
ウェイインの結果は3645g。
周りのウェイトが気になりましたが、耳を塞ぎながら船に戻り、表彰式を待ちました。
結果はなんと3位入賞!
JBU河口湖 第3戦 成績表そして、年間成績発表。
1位で自分の名前を呼ばれた時は耳を疑いましたが・・・・本当に嬉しかった。
この1年、好きな波乗りを我慢し、河口湖に通い続けた結果が出たのだと感じた瞬間でした。
JBU河口湖 年間ポイントランキングいつも練習に付き合ってくれ、魚の付き場所やパターンを教えてくれた星野さん、今回の大会を緊張
無くリラックスして一緒に戦ってくれたヨッチ、KBHの仲間達、同じ静岡の仲間の岩堀プロ、増田プロ
ありがとうございます。
色んな人達から祝福の電話、メールを頂き本当に感謝の気持ちで一杯です。
辞めないで続けて良かったと思えた今回の大会でした。
そして今まで何の成績も残せない自分をスポンサードしてくれた ゲーリーインターナショナルの
河辺社長 康子様 田中様をはじめとする従業員の皆様、本当にありがとうございます。
心より感謝致します。
今後も今まで以上に努力し 向上して行こうと思います。
実話ですから・・・・
マサニイ
写真提供
NBCNEWS