ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2013.06.19
SHINGO JB TOP50 第2戦 遠賀川 3位
こんにちは、SHINGOです。


JBTOP50第二戦が福岡県に流れる遠賀川で行われました。 九州での試合は久しぶりである。
ただ、友人も多くいるのでアウェイでなくホームのような親近感のあるフィールドである。




5日(水)〜6日(木)プラクティス
ラフにテンポよく回ってみた感触では最上流は水が悪く感じたのでパス。 上流でもレンガ橋から下流に絞った。
中流に近いところから下流でバイトを感じ始めた。 シャッドを引いているとバンク沿いにある張り出したところで
ポロリ、ポロリとだがバスも釣れた。 ただ当てには出来ない程度である。


やはり、まだアフターがメインで回復が少ないと感じた。


バスが吐き出したベイトはエビ?手長エビ?のような甲殻類である。
これでアフター回復中のバスのベイトは小魚でなくファットなエビや手長エビを捕食していると思い、4"グラブや
モコリークローのようなファットなモノを用意してスモラバとBFヘビダンにセットしてみた。
するとポロリと釣れ、数度のバイトを感じた。 確信や再現性は疑問だが…頼りにする事にした。


他にも数タイプのシャッドを投げてみたが、マッディウォーターに近いため、音による効果とボトムに軽く当てて
エビが逃げているようなイメージで引くことの効果を感じた。


ラトルサウンドがルアーの位置を示し、バスを刺激しているらしく、ポロッ、ポロッと釣れてきたので、これも自分の
メインパターンに組んでみた。
フォローでスモラバにゲーリー4"グラブのテールをカットしたトレーラーでファットなエビ。
また、風次第でモコリークローのヘビダン。 壁打ち用のモコリ―クローのテキサスをメインに組んだ。




7日(金) 初日
プラ同様に反応の良かったエリアから入りシャッドで流し始める。
バイトがあったり、魚ッ気がある場合はフォーロー入れて少し粘るという作戦である。


しかし、プラと違って試合のプレッシャーからか、私の焦りからかシャッドでは微妙なショートバイトはあるのだが
バスがプラのように掛からない。
そこでフォローのため入れたスモラバでポロッと釣れた。 貴重な1本である。 しかし、バイトは続かない。





魚っ気を感じるまでランガンで走り回りシャッドを引いた。
反応があったエリアを特殊偏光レンズのアルファーサイトダブルグラデーションで観察して微妙な変化を見て、
そこにスモラバを入れるとポロッとキーパーバスが釣れた。
同じようなエリアをランガンしてギル、ノンキーバスを3本程釣る。 さらにランガンを繰り返していくうちに小さいが
4本のキーパーを手にした。
最後はバンク沿いをテキサスリグで流していくとポロッとキーパーが釣れた。 これで5本のリミットかと思ったが、
1匹が1mm足りなかったためリリースし、4本でのウェイン。


初日 2094g 11位




8日(土) 2日目
この日も同様のプランで周るも風が東風であるためか釣り難い。
朝に貴重なバイトをスモラバで捉えたがジャンプでポロッとバラしてしまった。
その後はランガンするも昨日のようにバイトもない。





前日はダメだったエリアでシャッド引いているとバイトを感じた。急いでスモラバを入れたら1000g程のナイス
バスが釣れた。 口の中にファットなエビが入っていて吐き出した。
スモラバ+4"グラブテールカットのシルエットとモコリークローのシルエットに似ているエビである。


ただ続かない。


また、風向きでスモラバだと釣り難い。 根掛かる事が多くなった。
そこでヘビダンにモコリークローに変えて攻めて見るとゴンと1500g。 さらに1200gが釣れた。
そして小移動をして似たようなエリアを流すと800gが釣れた。 デカバスの群れに当たったと感じた。





その後はバイトもなくなりランガンを繰り返すが、それ以降2時半までノーバイト。


帰着時間が迫ったので最後のエリアでシャッドを引いているとミスバイトしてしまった。 取り合えず同じスポットに
ヘビダンを入れるとラインが走り出した。 1100gのバスであった。
あまりにも凄い引きで何度か危ないと感じ焦りましたがライブウェルに入れて帰着。


2日目 4890g 単日1位

この日のトップウェイトを叩きだし、総合3位で予選通過。




9日(日) 最終日
この日は、夏日から一転して小雨が降り、肌寒い天候になった。
レインウェアーを着込んで完全装備で最終日がスタートした。 とは言っても最終日も初日、2日目と変わる事なく
ランガンして拾う作戦。


日に日にプレッシャーも掛かり私のエリアは釣れなくなった。バイトもない。
ただ、タイミングが重要だと痛感する遠賀川である。
「そのタイミングを掴むべくシャッドを引き、スモラバを打ち、ヘビダンで探り、テキサスでリアクションを誘う」を
集中して繰り返す。


するとシャッドで魚ッ気を感じたエリアにフォローのヘビダンを入れるとポロリと釣れた。
それを機にポロ、ポロと時間を掛けて釣っていき12時にリミットメイクし、1匹の入れ替えにも成功。
ただ昨日のようなデカバスが混じる事がなかった。





この日は600g台が入ったが、後の4本が300g台のスコアである。
ボートのデッキ上はモコリークローと4inグラブの残骸が沢山散らばっている。
帰着時間ギリギリまで使い精一杯やりきりウェイン。




最終日 1968g 単日7位



合計重量 8952g 3位


この4つのポイント合計282ポイント


総合成績 3位


「第3位、SHINGO」のコールでお立ち台に上がった。






写真提供/動画リンク NBCNEWS


JB TOP50 第2戦 遠賀川 最終成績表


久しぶりのTOP50のお立ち台に、お世話になっているゲーリー4inグラブとモコリークローで登れた嬉しさは
格別である。


SHINGO


使用ルアー
スモラバ1.8g +4"グラブ(#297、#341)テールカット
スモラバ2.7g +4"グラブ(#297、#341)テールカット
モコリークロー(#297、#341)3.5〜5gヘビダン
モコリークロー(#297、#341)7gテキサス




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