遂に始まった2014シーズン。 この日をどんなに待ちわびたか…。
昨年の年間2位という悔しさを返上すべく、今年こそはTOP50AOY!!
この七色ダムで行われる第一戦はそんな特別な気持ちがこもった試合でした。
しかし、1週間入ったプリプラではそんな気持ちを打ち砕かれるような内容。
桜満開の陸上とは打って変わって、水の中はまだまだ早春の厳しさが残るイメージ。
1日フルにやっても1匹釣れるかどうか?
そんな内容のプリプラは上出来とは言えず、日々四苦八苦状態だったわけです。
プリプラも残り2日となった日に、何をやっても食わないのなら最低でもバスの好むスポットだけは
探していこう! っと半ば、投げやり的なプラをアイテムの信用性で行っていったわけです。
どんなにナーバスな春のバスでもこの動きにはまだ時期的に食いきらないものの、必ず反応する!!
そう思わせてくれる自分でプロデュースした「ハートテール」を2日間かけて湖全てを投げ回し、
良く出てくるスポットやエリアなどをひたすらGPSに入れていったわけです。
結果、釣果はまだ早春過ぎて食いきらないものの、バスの好むモノは良く分かった!!
後は試合で何とかする! THEノープラン!!笑
意気込んだ初戦のわりに、あっけらかんとしてしまったが、試合中の閃きを大事にするって意味で
プラを終え、大事な初戦の開幕となりました。
初日はプラでハートテールに最も反応の良かった最下流域の岩盤を、僕が試合で最も多用する
5"プロセンコーの3/64ozネコリグで狙いリミットメイク。
正直5本釣れると思っていなかったし、予選通過もどうだか・・・と思っていた初日の出来すぎた
展開には自分でもビビった。
ただ、プリプラでバスが多く出てきた岩盤、そして直前プラで釣れない試合こそ自分が最も信用して
いるモノを使うという事で選択した5"プロセンコーネコリグが間違いではなかったと確信に変わって、
入れ替えまで出来た初日でした。
初日は9位。
そして2日目は予報通りの前日比マイナス10℃の最高気温で更に厳しさが増した。
初日に良かった岩盤も反応無く、試合中の閃き! って事を大事に一気に水温変化の少なかった上流に
上がり、プラでハートテールに出てきたブッシュとサンドバーに5"プロセンコーネコで2本仕留め、8位。
さすがに天候変化で厳しい状態となった2日目は2本で8位・・予選を4位で通過となった。
そして迎えた最終日。
前日より更に冷え込んだ最終日は、なにがなんでも釣ってくる!! ただ、それだけでした。
2日目に2本取った上流から始めて水温が下がってはいたが1本のバラシとキーパーかつかつのサイズが
反応してくれ、まずは1本と落ち着いた。
そこからは反応もパタリと止まってしまい、また水温変化の少ないエリアを探す旅へ。
最終日の少ない時間にあてもなくウロウロするのは勇気がいるが、勝つ時ってのはそんなもんだ!
って自分に言い聞かせてウロウロしていると中流域が最も水温変化が少ない事に気付き、その中で
ハートテールに出てきたスポットを残り1時間30分を使ってフルにラン&ガンした。
5インチプロセンコーに反応したのは1時間30分という短い時間の中でオールプリメスの6本!!
3本は立木に巻かれてしまいラインブレイクだったが、3本は取る事が出来、最終日の極度に
プレッシャーがかかった中、4本で単日2位のウェイトとなりました。
最終結果は2位に同ポイント重量負けで3位表彰台。
プリプラからしたら出来すぎた結果だったが…ここまで来たからには取りたかったテッペン!!
あと2歩及ばずな順位になってしまいました。
ただ!今年は始まったばかり!!
出だし好調ととらえ、今年こそはTOP50AOYを取れるように頑張ります!!
市村直之
JB TOP50 第1戦 七色ダム 最終成績表写真提供
NBCNEWS