早いもので今シーズンのTOP50トーナメントトレイルも第4戦を終了し、いよいよ最終戦を残す
のみとなりました。
今回は先日行われた第4戦桧原湖戦のレポートをお伝えしたいと思います。
昨年のTOP50でも5位に入賞した桧原湖ですが、今回は二週間前のプリプラクティスを6日間
行いました。 6日間という日程は僕のプラクティスでは少な目な日数ですが、今回はあえて
短期間にしました。
理由としてはここ数年毎年行われているので、地形的変化などは知り尽くしているため、長期間
行ってもダラダラと集中力のない時間が多くなりそうだったので短くしました。
プラクティスを行う時間帯もなるべくトーナメント時間内に絞り、朝夕のマズメ時のイージー
フィッシュは釣らないように心がけました。
プリプラクティスの時点での状況としてはシャローからミドルレンジまでに魚が多く、全体的に
散っている感じでした。
その要因としては真夏にもかかわらず雨による水温変化が激しく、濁りもキツイ! そんな状況下で
バスは様々なエリアに散っていて、各場所によって捕食しているベイトも異なるといった状況でした。
そして迎えた前日2日間のプラクティスでは非常にタフな状況となっており、前々日はキーパーは
たった2本の釣果・・・・
前日プラクティスで何とか数本の700〜800gに触れ、状況としては夏の魚も秋の魚も両方あり
という事!!
その日の天候と時間帯によって夏パターンと秋パターンをうまく使い分けることがキモで、さらに
ストラクチャーに対してタイトであることもわかった。
プリプラクティスで好調だったウィードをベイトフィネスによる3/32ozスモラバ+ディトレーターで
打つパターンと、スーパーシャローのインレットに3"グラブのイモをノーシンカーで釣るパターンが
シャローで有効なパターンであったが、シャローパターンは消滅。
トーナメント当日は3タックルに絞って挑んだ。
・一つ目は2"ピンテールなどのスモールワームでのダウンショットによるベイトや地形撃ち。
基本的にコレがメインとなった。スモール戦では僕の1番使用頻度の高いリグである。
・二つ目は2"ヤマセンコーの2.7gのライトキャロライナリグ。
ダウンショットでは食いにくい状況で、スモールは居るが食いが悪い時はこのリグのズル引きが最強!!
野尻湖戦での3日目にピーカンベタ凪の状況下でも魚を食わせることができたのは2ヤマのライトキャロ。
・三つ目は3/8ozフットボール+4"ダブルテール。
ウィンディーサイドのバンクなど、ライトリグとは明らかに違う反応が得られるので、スパイス的に投入。
この三つのリグをメインに三日間戦い最終順位は4位とお立ち台で桧原湖戦を終えることができました。
そして気になる年間暫定成績は1位と、最終戦を残して遂にトップに立つことができました。
最終決戦は徳島県旧吉野川!!ここ数年の最大の目標である2度目のワールドチャンプに向けて、
まずはプリプラクティスからしっかりこなしていこうと思います。
JB TOP50 第4戦 桧原湖 最終成績表写真提供
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青木大介