ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2009.07.10
赤嶺吉蔵ペア WBS Super 3Days 優勝!
先日6月26日〜28日にかけて霞ヶ浦水系で開催された
WBS 2009/ジャパンオープン・スーパー3Daysというトーナメントに出場し、優勝する
ことができましたので、その詳細と合わせてゲーリーファンの皆さんにご報告します。





このトーナメントのフォーマットは、ペアトーナメントで霞ヶ浦水系(水門を 潜らない)
全てが対象になり3日間の日程で開催され、その競技時間は約28時間にも及びます。


今回このトーナメントのプラクティスから本戦にかけて、私が行っていた有効なアプローチを紹介します。


霞ヶ浦本湖のシャローカバーには、バックスライド系ノーシンカーリグ。
これで取りこぼしたバスを4"カットテールと4"イモグラブでキャッチしていきました。


次に5gラバージグのスイミング。これにはテキサスリグと同様のタックルセッティングで、
ゴロタ石などが点在するハードボトムをスイミングさせるというもの。
これに#176スレンダーグラブをトレーラーにセットして、甲殻類をイメージした
シルエット&カラーにしました。


そして、最後にスプリットショットリグですが、私がこのトーナメントで実際に使用した
スプリットショットリグは、水平方向のスイミングアクションの時は4"ワームを使い、
ボトム周辺を意識してアプローチする時は4"カットテールを使うといった具合で、
天気やバスのコンディション、ストラクチャーの種類などで使い分けていました。


例えば早朝や曇り、もしくは風の当たるウィンディーショアなどを釣る場合は、
4"ワームで中層を意識してアプローチしました。


また逆に晴天時やプレッシャーが高くタフコンディションだと感じた時は、4"カットテールを
チョイスして、ボトムやストラクチャーにタイトにアプローチしていました。


そのどちらともカラーは#176がメインで、シンカーは2g、リーダーの長さは25p〜35p
くらいの間で調整していました。
このアプローチは、霞ヶ浦水系だけに拘わらずポストスポーニングから、アーリーサマー
シーズンにかけての全国のフィールドでも有効なので、是非試していただきたいリグの一つです。





これら上記のアプローチにスピナーベイトやクランクベイトをミックスして、プラクティスから
の合計6日間を戦いました。


それにしても今回のトーナメントは、私にとって一生忘れられないものになりそうです。
ここ10年私が戦ってきたトーナメントでもこれだけのウェイト差がひっくり返った
トーナメントというのは、私自身の記憶にもなく「トーナメントとは筋書きの無いドラマ」
とよく言われますが、今回のトーナメントで、まさにそれを身をもって体験する事ができ、
やはりパターンフィッシングには無限の可能性があり、そして時として、一見不可能に
思える逆境をも打ち砕くポテンシャルを秘めているのだということを、実感することができました。





私を応援し、時には励ましてくれたファンの皆様と、WBS運営スタッフをはじめ関係者の皆様に、
心より感謝とお礼を申し上げます。


赤嶺吉蔵




↓動画はこちら↓(赤嶺吉蔵チャンネル)








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