ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2009.09.15
江口俊介 JB TOP50 第4戦 旧吉野川 第2位
TOP50第4戦旧吉野川が9月4〜6日に行われました。


TOP50が旧吉野川で行われるのは、今回で3度目なのですが、僕にとって旧吉野川は
おそらく最も相性の良いトーナメントフィールドで、1回目3位!(優勝は河辺大将!)
2回目は優勝!そして今回は、親友にして最強のライバル!青木の大ちゃんとの暫定TOPタイの大接戦!!!





結果、1ポイント・30g差の超僅差で優勝を逃し2位…涙(気が付けば全戦ゲリファが勝ってるんですね…笑)
超僅差で優勝を逃しただけに半端じゃなく悔しい一戦でした。


まぁ〜、この借りは近い内に返すって事で、今回は旧吉戦でのパターンや釣り方等を説明したいと思います。


今回はシーズン的にまだまだサマーパターンと言う事で、シェード・流れ・縦ストラクチャー
といった要素を高次元で兼ね備え、旧吉野川に多数存在する「橋脚」をメインに展開。


橋脚は誰にでも簡単に解る一級スポットだが、その中でも、水温・バスの密度を考慮し、
旧吉野川本流は藍住大橋を上限に共栄橋まで、今切川は北島応神橋を下限とした比較的
カレントの影響が強く出るエリア内で、多数バスをストックしているウィードフラットが
橋脚に絡むスポットを選択。


さらに水門の開閉による水位の増減、カレントの強弱・日差しの強弱・角度を考慮し、
各エリアのウィードフラットから橋脚へとバスが指して来る「ベストタイミング」を
見計らいランガンを繰り返す。





狙い方は3種類。


比較的流れが緩いタイミング・スポット又は、流れが巻く場所では…


5inスリムヤマセンコーの1/32ozジグヘッドワッキーを狙ったスポットの上流に
キャストしてドリフトさせてスポットに通す。








状況、水深に合わせて、バスがサスペンドしているであろうレンジを読み、流す事がキーだった。


今回は特に初日、最終日の流れの緩いタイミングに炸裂。


5inスリムヤマセンコージグヘッドワッキーは過去の旧吉戦において、
河辺さん・僕・そして今回大ちゃんを優勝の導いた旧吉最強ベイト。
季節を問わずカレントが発生する旧吉においては、ゲーリーならではの高比重を備え、
絶妙なボディーシェイプ・太さでフォーリング時に自発的なアクションを起こす
5inスリムヤマセンコーが最強なのはうなずける。


旧吉に関わらず、ここ最近僕が最も多用するフィネスベイトのひとつ。


流れが強い場所・タイミングでは…


クロー系ワームの5・7・9gヘビーダウンショットを使用!


シンカーのウェイトは流れの強さによって使い分ける。


狙いはボトムでザリガニをイミテートして使うのだが、5inスリムヤマセンコーと
同様に上流側にキャストしボトムを転がしてくるのがキーだった。




流れが弱く、更にローライトでバスが橋脚に入って来ないタイミングでは…


ウィードフラットをクルーズする魚を、スピナーベイトで拾った。
広いエリアをカバーすると言うよりは、ここぞと言うタイミングで投入し、
手っ取り速く魚を取るイメージ。


この3タイプの戦略を軸に、日々変わり行く状況に合わせて柔軟に対応していくのが、
好成績を残せた要因だったと思う。





2009TOPシリーズも残り一戦。
年間順位も6位までランクアップしたので、更に上のゼッケンを目指す為にも
最後に一発かましたいですね!
目指すは優勝のみ!!


TOP50以外にも、ジャパンスーパーバスクラシック・バサーオールスタークラシック、
そしてあわよくばエリート5が残っています。
今回の悔しさをバネに後半戦は思いっきり暴れたいと思いますので、
応援宜しくお願いします。


江口俊介


JB TOP50 第4戦 旧吉野川 総合成績表


写真提供:NBCNEWS




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