JB EASTERN 桧原湖 第1戦東レ・ソラローム/東レ・バウオCUP 丸山智幸 第4位
自分は信州野尻湖という春の訪れが遅い地域に住んでまして、檜原湖も似たような状況では？と覚悟して大会に臨みました。実際に現地へ到着すると寒の戻りで残雪もあり、さらにやっと桜が咲いたばかりとの事で、まだ春のプリップリッ！スモールを釣るにはビミョーな雰囲気.....。
さて、狙ったエリアは月島北キャンプ場周辺の小さい島周りでした。野尻スモールもそうですが、いくら低水温を好むスモールでも水温９℃では寒すぎます。活性は低くスローな展開を強いられてしまいます。こんな季節は釣り手の集中力の切れがちな超スローなディープのスモールを狙うより、初春の定番パターン、流れ込みに産卵で集まるワカサギに付く少しでも活性が高いスモールに可能性をかけてみました。
実際の釣り方は、ゲーリーEco4インチグラブのノーシンカー＆軽めのジグヘッドを使って、まずは群れからはぐれたヘロヘロ泳ぐ表層のワカサギを演出。これを投げ飽きたらヘロヘロ泳ぐ水深に変化をつけ、浅い方から段々深くしていきました。こうすることで魚の活性が高いか低いか自分は判断しています。どうにかこのヘロヘロ引きでちょっと深めにいたスモール君を誘い出す事ができました。
このヘロヘロ引き、野尻の厳しい時にもよく効くので、今回のような厳しい檜原でも効かない訳はない、と信じて釣り続けることが出来ました。タフタフとはいえ、野尻での持ち駒を使い檜原でも結果を出せた事を嬉しく思います。
ゲーリーカスタムベイツ愛好者の皆さん、ラージはもちろんスモールもゲーリーが大好きです。スモールを楽しむ時もゲーリーを忘れずに！！ 自分は信州野尻湖でガイドを生業にしていますが、季節やタイミングによっては「ゲーリーのこんなのも使っちゃうの？！」ってアイテムもありますよ。
いつも野尻湖町営駐車場近くのバスプロショップ「シャロー」（花屋ボート）さんに居ます。縦にも横にもデッカイ人を見つけたら、それが私ですよ〜！ スモールに効く「カラー」や「使い方」などなど、わからないことがあったら気軽に声をかけて下さいね。初めての人でも出来るだけわかりやすくアドバイスしますよ！！
丸山 智幸
