ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2012.09.11
杉山敏教 JB九州 AOY獲得!
先日のJB九州遠賀川最終戦で年間優勝・AOYを獲得することが出来ました!





JB九州 年間ポイントランキング


これもひとえにゲーリーインターナショナル様をはじめ、自分がお世話になっている方々のおかげですので、
感謝の言葉しか出て来ません。


本当に本当にありがとうございました!!


JB九州は全戦エコタックルが義務付けられており、必然的にエコ4"グラブとエコ4"カットテールが主戦力と
なるわけですが、それらを駆使して年間タイトルを取れたことで、エコ製品であってもゲーリーアイテムであれば
最高の結果が残せることを証明出来たと思いますので、嬉しく、また誇りに思っております。




簡単に各戦で使用したリグの説明をさせていただきます。


第一戦北山湖ではメインに4"エコカットテール頭カットの2.7gジグヘッドを使用。





基本的には北山湖のワカサギサイズに合わせてカットして直刺しします。


自分は下のようにあばら掛けにするのも好みますが、セッティングにより非常に面白い動きになりますので
それはまたいつか別で紹介させていただきます。


第2戦遠賀川ではメインに3/8フットボール+4"エコグラブと4"エコカットテールの0.9gネコリグを使用。





カットテール・シナモンカラーが窮地を救ってくれました!


帰着1時間切っての3連荘、シビレた〜!


第3戦北山湖ではメインに3/8フットボール+4"エコグラブとチューンド4"エコカットテールのワッキー掛け
3.5gダウンショットを使用。





水中ではかなり魅力的な動きが出ます!


オフセットフックでのダウンショットでもパーツが増えてるので接水抵抗で水平を維持しやすいです。
というわけで釣れます!


最終戦・第4戦遠賀川ではメインに3/8フットボール+4"エコグラブとチューンド4"グラブ+SUGOIシンカー4gの
ベイトタックルでのダウンショットを使用。 パーツとテールが水を掻くのでスローに動かしても良く釣れます!


基本的に4"エコグラブと4"エコカットテールは純正でも激釣れなんですが、チューンすることでエコ戦の
トーナメントの中でもバリエーションを持って釣ることが出来ると思います。


また、人がしていない工夫をすることは差を生むという意味では楽しい作業になりますし。
(トーナメント前には夜なべして仕込みます)


使用するのは、ハサミ・カッターとライターのみです。


いずれにしても、最強のゲーリーマテリアルならではの釣果だと思っています。


まだまだ、他にも優れたチューンがあると思いますので、ぜひ皆さんも工夫して楽しんでいただければと思います!





年間暫定3位で迎えた最終戦では、約1ヶ月前からプリプラに入り、厳しいながらも少しづつ自分の釣りで触れる
魚との距離を縮めていく作業をしました。


最終的に本命としては、ディープのチャンネルに存在する大規模なロックハンプで待ちの釣りをすることにし、
もしスポットに入れなかった場合には、バックアップとして護岸されたバンクに岩が落ちているストレッチを
フットボール+4"エコグラブで打っていくというプランにしました。


試合が始まり、まっすぐ本命スポットに行くと、先行者があり、かなりガッカリしましたが、頭を切り替えて
バンクをフットボールで打っていくとすぐに400g程度のキーパーを取り落ち着きます。


ストレッチを替え流すと今度は600gのグッドキーパーをキャッチ。


フットボール+4"グラブのセットは北山湖でも遠賀川でも絶対手放せません。


次のバンクを求めて下流に向かうと、目当ての本命スポットが空いていました。
近くの選手に声をかけ、プランしていた釣りを試してみますとすぐに答えが返ってきて400gの魚ではありますが、
リミットを達成することが出来ました!


使ったリグは前述のチューンド4"グラブのヘビーダウンショットです。


キモは根掛りがひどいロックハンプなので、すり抜けが良くて感度も良いSUGOIシンカー4gを自動ハリス止めで
止めたヘビーダウンショットを用いて、ダウンヒルで岩に入れては外しながら釣ってくるというものでした。


このチューンド4"グラブはカットして製作しますので耐久性は犠牲にしますが、スローでもよくアピールして
くれる点と副産物としてオフセットフックでもフッキングがいいので自分は競技用として信頼して使っています。


これでプラの段階から800〜900gのキッカークラスがコンスタントに取れていたので、この日来た400gの魚は
想定外でしたが、ルアーと釣り方に自信があったのでその後コンフィデンスを持ってやり切ることが出来ました。





すぐに同様にして500gを釣り、入れ替え。


また、すぐにバイトがあり、これで待ち望んでいた800gの魚をライブウェルに入れることが出来ました。


後は、この場所で釣りきって800g台の魚に替えていけば年間が見えてくる・・と思い、集中して最後までやりましたが
無常にもその後魚を追加することなく試合を終えました。


3本1895gというウエイトでは正直、年間優勝には届かなかっただろうと思い、半ばあきらめておりましたが
年間表彰で最後にコールされたのは自分の名前でした・・。


これでようやくひとつの目標を達成することが出来ました!



自分の事のように喜んでくれた大石プロをはじめ、友人たちに祝福や電話・メールをいただきトーナメントを
続けてきてよかったと心から思いました。


この場をお借りして、再度、ありがとう!!と言わせて下さい。





最終戦お互い全力で戦った友人の猿渡プロとも一緒に年間表彰台に上がる事が出来、今年度はよい締めくくりが
出来ました。


心残りは年間優勝をすることは出来ましたが、単戦での表彰台に上がれてないので来シーズンはまた一から
頑張りたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。


杉山敏教




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