先月の9月に同湖で開催されたマスターズでは、自身のミスにより12位と言う何とも悔しい思いをしたので
今回は最終戦と言う事もあり、気持ちの入り方もいつも以上に増していた。
プラの段階はバンク、フラット共に魚は触れていましたが、イメージ的には揃えるならバンク。
(アベ500g)単発だが、勝ちを意識するならフラット(アベ1キロ)と言う具合でしょうか?
但し「秋のスモールは日替わり」と言う言葉があるように、プラ日数がかさむにつれ、
どっちつかずの現象に悩まされる事に・・・
ただ他の選手から「釣れない・・・」「食わない・・・」が日増しに聞こえる中、
双方のロケーションで丸呑みの勢いで食いが良かったのが、
バンクでは
3インチグラブ(芋)のノーシンカー。フラットでは
4インチグラブ(芋)のキャロ。
丸い物に相当反応が良い事を掴んでいたので、気持ち的に頭1つ出た感触を得て、
前プラ時に最終エリア選択することにした。
プラ禁の4日間、野尻湖は晴天に恵まれ、水温低下もあまり無い状態で
気まぐれ感はプリプラの時と差ほど変わりは無いと判断。
ただ意識したのは「風向き」。プラ禁時は終日南風。前プラ時も試合時間内は南風。
これが作用したのか私に獲れる魚はバンクからは姿を消し反対にフラットでは、手堅くキロUPを獲る感触を得る。
明けて当日、私のフラットには5艇程度の、ほぼノーマーク状態。しかし無風・・・
当然バイトは遠のき食いも浅く、近隣の選手がすっぽ抜けもある中、私のリグには、
ほぼ丸呑み状態で食ってくれ、狙い通りのキロUPを2本持ち込むことが出来た。
これはバンク組みのアベ500gの読みが当たっていれば4本分に相当する。
結果、初日終わってみれば、心配していたバンク組みも無風の為か釣れておらず5位通過。
2日目・・・早朝より激荒れに近い強烈な南風!これは私にとってはプラス要素。
昨日と同エリアに入るが、予想に反して2日目は船団に・・・
しかも、バイトが遠い・・・ 船団のプレッシャーからかスモールが食い渋っている様子。
ほぼ他船のロッドが曲がらない中、極端にバイト数は少ないものの、
私の芋リグにはバイトがある。
その少ないバイトを確実にモノにして行き、2日目も2キロUPを持ち込む事に成功。
南風がきつかった為、バンク組みは壊滅しており(プラと同じ現象)、
結果、終わってみればフラットに安定感があったようだ。
ただ一重に安定感と言ってしまえばそれまでだが、食い渋る中4インチ芋が
私の足りない技量を十二分にリカバーし安定感をもたらしてくれた事に尽きます。
勝敗の行方はトータル396ポイントが私含めもう1名・・・
総重量戦に持ち込まれ26gの差で、私は優勝は逃したものの準優勝を得る事が出来ました。
残念ながら今回は僅差で優勝を逃しましたが、来期はもっと煮詰めて、
一番高い所めざして頑張りますね!
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
村上明生
JB マスターズ第5戦 野尻湖 総合成績
http://www.jbnbc.jp/_JB2008/view_result.php?t_id=10110&page=result&u_id=1224391821