ゲーリーヤマモト カスタムベイツ

GARY YAMAMOTO FISHING COLLECTION 2008
REPORT
2008.10.31
並木敏成 Basser All Star Classic 2008 第4位
10月25〜26日に茨城県霞ケ浦で開催されたBasser All Star Classicで
4位入賞しました並木敏成選手にお話しをうかがいました。






Q.
プラの時点から選手の間では釣れないという声が多かったようですが
今大会はどのような釣りをされましたか?


並木.
今回はジャンボグラブのテキサスリグと4インチカットテールのネコリグをメインに使ったよ。
初日2本(1690g)、2日目3本(2700g)釣ったんだけど、2日目に釣った1480gは今大会のビッグフィッシュ賞、
初日に釣った1210gも初日2番目のサイズだったね。
2日間で釣った5本のうちサイズのいい2本をジャンボグラブのテキサスで、500〜600gのナイスキーパー2本を
4インチカットテールのネコリグで。


Q.
ルアーもリグもシンプルな釣りだったんですね?


並木.
そうだね。
最近のカスミではクロー系やジグヘッドワッキー・アンダーショットワッキーなどを使う人が多いみたいだけど、
僕の場合特別なことはせず、基本のルアーで基本の釣りだね。





Q.
その基本の釣りで今回キモとなったのは何ですか?


並木.
今回のキモは2つ!


まず、ジャンボグラブでのキモが「スイミング」。
初日は7gのテキサスでカバーの濃いエリアを、2日目は5gにして杭や捨てアミなどを狙ったんだけど、
いずれも横もしくは斜めにスイミングさせることに反応が良かった。
杭や柱などの縦ストを狙うときもフリーフォールではなくカーブフォールにして横方向への動きを加えた。
水深2〜2.5mくらいのやや深めのエリアの中層にいる魚を釣るのにジャンボグラブのバルキーなボディと
大きなカーリーテイルでのアピールが有効だったね。
この魚はスピナーベイトやクランクベイトにも反応する魚だと思うんだけど、これらのルアーでは
根がかりが多くなるので攻めきれない。そこでウィードレス効果抜群のジャンボグラブの出番となる。
カラーは濁りのあるときでも実績の高い#286(ダークパンプキン)だったよ。


もう一つ、4インチカットテールでキモとなったのが「カラー」。
ジャンボグラブで釣っていたエリアよりもさらに濁りがあったので、#231(ファンタグレープ/スモールグリーンフレーク)
セレクトしたんだけど、実はこのカラーはマッディーウォーターでアピール度が高いんだよね。
プレッシャーが高くなってくると、4インチカットテールに1gのネイルシンカーをセットした
ネコリグで使いたかった、でも十分なアピール度がほしい。
こんな風に小さいワームを使いたいけど、アピール度は落としたくないって時によく使うね。
実際に大会当日も他の人が同じような釣りで流した後にこのカラーで600gくらいのを抜いたんだよ。


実は10年くらい前のオールスタークラシックで2位になった時も全く同じ釣りだったんだよね。
今回はその時と同じような状況だったので、同じ釣りをしたら結果が出た、って感じだね。





Q.
最後にファンのみなさんにひとことお願いします。


並木.
いつも応援ありがとう!
今回は4位だったけど来年は優勝目指して頑張るからまた応援に来てね!


それと、11月5日から20日間撮影でアメリカの湖へ行ってきます。
きっとそこでもGaryワームが大活躍すると思うから楽しみにしていてね!


Basser All Star Classic 2008 総合成績
http://www.e-tsuribito.jp/pages/magazine/basser/special/allstar2008/day2.php




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