こんにちは、SHINGOです。
JBTOP50第二戦が福岡県に流れる遠賀川で行われました。 九州での試合は久しぶりである。
ただ、友人も多くいるのでアウェイでなくホームのような親近感のあるフィールドである。
5日(水)〜6日(木)プラクティス
ラフにテンポよく回ってみた感触では最上流は水が悪く感じたのでパス。 上流でもレンガ橋から下流に絞った。
中流に近いところから下流でバイトを感じ始めた。 シャッドを引いているとバンク沿いにある張り出したところで
ポロリ、ポロリとだがバスも釣れた。 ただ当てには出来ない程度である。
やはり、まだアフターがメインで回復が少ないと感じた。
バスが吐き出したベイトはエビ?手長エビ?のような甲殻類である。
これでアフター回復中のバスのベイトは小魚でなくファットなエビや手長エビを捕食していると思い、4"グラブや
モコリークローのようなファットなモノを用意してスモラバとBFヘビダンにセットしてみた。
するとポロリと釣れ、数度のバイトを感じた。 確信や再現性は疑問だが…頼りにする事にした。
他にも数タイプのシャッドを投げてみたが、マッディウォーターに近いため、音による効果とボトムに軽く当てて
エビが逃げているようなイメージで引くことの効果を感じた。
ラトルサウンドがルアーの位置を示し、バスを刺激しているらしく、ポロッ、ポロッと釣れてきたので、これも自分の
メインパターンに組んでみた。
フォローでスモラバにゲーリー4"グラブのテールをカットしたトレーラーでファットなエビ。
また、風次第でモコリークローのヘビダン。 壁打ち用のモコリ―クローのテキサスをメインに組んだ。
7日(金) 初日
プラ同様に反応の良かったエリアから入りシャッドで流し始める。
バイトがあったり、魚ッ気がある場合はフォーロー入れて少し粘るという作戦である。
しかし、プラと違って試合のプレッシャーからか、私の焦りからかシャッドでは微妙なショートバイトはあるのだが
バスがプラのように掛からない。
そこでフォローのため入れたスモラバでポロッと釣れた。 貴重な1本である。 しかし、バイトは続かない。
魚っ気を感じるまでランガンで走り回りシャッドを引いた。
反応があったエリアを特殊偏光レンズのアルファーサイトダブルグラデーションで観察して微妙な変化を見て、
そこにスモラバを入れるとポロッとキーパーバスが釣れた。
同じようなエリアをランガンしてギル、ノンキーバスを3本程釣る。 さらにランガンを繰り返していくうちに小さいが
4本のキーパーを手にした。
最後はバンク沿いをテキサスリグで流していくとポロッとキーパーが釣れた。 これで5本のリミットかと思ったが、
1匹が1mm足りなかったためリリースし、4本でのウェイン。
初日 2094g 11位
8日(土) 2日目
この日も同様のプランで周るも風が東風であるためか釣り難い。
朝に貴重なバイトをスモラバで捉えたがジャンプでポロッとバラしてしまった。
その後はランガンするも昨日のようにバイトもない。
前日はダメだったエリアでシャッド引いているとバイトを感じた。急いでスモラバを入れたら1000g程のナイス
バスが釣れた。 口の中にファットなエビが入っていて吐き出した。
スモラバ+4"グラブテールカットのシルエットとモコリークローのシルエットに似ているエビである。
ただ続かない。
また、風向きでスモラバだと釣り難い。 根掛かる事が多くなった。
そこでヘビダンにモコリークローに変えて攻めて見るとゴンと1500g。 さらに1200gが釣れた。
そして小移動をして似たようなエリアを流すと800gが釣れた。 デカバスの群れに当たったと感じた。
その後はバイトもなくなりランガンを繰り返すが、それ以降2時半までノーバイト。
帰着時間が迫ったので最後のエリアでシャッドを引いているとミスバイトしてしまった。 取り合えず同じスポットに
ヘビダンを入れるとラインが走り出した。 1100gのバスであった。
あまりにも凄い引きで何度か危ないと感じ焦りましたがライブウェルに入れて帰着。
2日目 4890g 単日1位
この日のトップウェイトを叩きだし、総合3位で予選通過。
9日(日) 最終日
この日は、夏日から一転して小雨が降り、肌寒い天候になった。
レインウェアーを着込んで完全装備で最終日がスタートした。 とは言っても最終日も初日、2日目と変わる事なく
ランガンして拾う作戦。
日に日にプレッシャーも掛かり私のエリアは釣れなくなった。バイトもない。
ただ、タイミングが重要だと痛感する遠賀川である。
「そのタイミングを掴むべくシャッドを引き、スモラバを打ち、ヘビダンで探り、テキサスでリアクションを誘う」を
集中して繰り返す。
するとシャッドで魚ッ気を感じたエリアにフォローのヘビダンを入れるとポロリと釣れた。
それを機にポロ、ポロと時間を掛けて釣っていき12時にリミットメイクし、1匹の入れ替えにも成功。
ただ昨日のようなデカバスが混じる事がなかった。
この日は600g台が入ったが、後の4本が300g台のスコアである。
ボートのデッキ上はモコリークローと4inグラブの残骸が沢山散らばっている。
帰着時間ギリギリまで使い精一杯やりきりウェイン。
最終日 1968g 単日7位
合計重量 8952g 3位
この4つのポイント合計282ポイント
総合成績 3位
「第3位、SHINGO」のコールでお立ち台に上がった。
写真提供/動画リンク
NBCNEWSJB TOP50 第2戦 遠賀川 最終成績表久しぶりのTOP50のお立ち台に、お世話になっているゲーリー4inグラブとモコリークローで登れた嬉しさは
格別である。
SHINGO
使用ルアー
スモラバ1.8g +4"グラブ(#297、#341)テールカット
スモラバ2.7g +4"グラブ(#297、#341)テールカット
モコリークロー(#297、#341)3.5〜5gヘビダン
モコリークロー(#297、#341)7gテキサス
JB九州第2戦・遠賀川にて準優勝することが出来ました!
JB九州 第2戦 成績表 今回も背中を押して頂いているゲーリーインターナショナル(株)様をはじめ、
お世話になっている方々のおかげですので、この場をお借りしてお礼申し上げます。
今回、自分としては魚と出会う確率を可能な限り上げていける釣りを心がけようと
思ってましたので、クランクベイトをメインとして釣りの回転を上げて広く早く探る
戦略を組んでいました。
GWからほぼ毎週末入ってきたプラから、毎回日替わりではあるものの常にそれなりの
ウエイトを釣ることは出来ていたので、前日プラでパターンが生きていることを確認して
本番を迎えました。
当日は、予報よりも雨の影響が強く川に出ており、かなりの濁りと流れが出ていました。
一瞬パターンの崩壊が頭をよぎりましたが、幸いにもプランしていた釣りが生きていて
くれたおかげで今回の成績を収める事が出来ました。
どこでどういう魚が来るのかは計算が出来るものではありませんでしたが、予期せぬ
キッカーの連発もあり、ツキも味方してくれたおかげだと思っています。
5月のブログの記事にもUPしておりましたが、ロデオRがプラの段階よりイイ仕事を
してくれていました。
ロデオRはあえてバランスを崩しやすくセッティングされてますので、ストラクチャーに
ヒットした際にエスケープする動きを強く出してリアクションバイトを誘発してくれます。
そのまま巻き続けるのも良いですが、ストラクチャーにヒットした瞬間に一瞬止めると
グンっという感じでバイトが出ることもありますので、状況に応じて使い分けてみると
更なる釣果をもたらしてくれると思います。
今回プラから本番まで一貫して良かったのは#3ギルカラー(写真下)でした。
フィールドの状況によるものかは分かりませんが、配色としても寒色暖色がバランスよく
入ったGood Colorです。
ここまでの2戦を消化した時点でおかげさまで年間暫定首位に立つことが出来ました。
シリーズ連覇というものを意識しないかと言うと嘘になりますが、まだ折り返し地点に来た
ばかりですので残りの2戦を気を抜かずにしっかり準備をして臨みたいと思います。
また良い報告が出来るよう全力で頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
杉山敏教