2016年JBTOP50シリーズは、第1戦に続き七色ダムで開催された第3戦も
優勝することができました。 初の同シーズン2勝目は通算6勝目。
そして、今回もメインルアーはエコ4"カットテールでした。
今回の主な戦略はサイトフィッシングでした。
サイズが二極化している七色ダムで確実に上位に行くためには、この戦略が
一番効率よく思えたからです。
プラクティスでバスが良く現れる場所を絞り込み、カットテールのネコリグ0.9gを
できるだけ複数のバスに発見され、取り合いになるようなところの岸ギリギリへ
アプローチして食わせました。
カットテールは頭を少しカットし3.8インチくらいで使いました。
このサイズ感は正解でした。
カラーは、#241 シナモンソリッド。
このカラーは経験上クリアウォーターではとてもよく効きます。
この方法で初日は50UPの2kgオーバー2本を含む7350gまでウエイトが上がりました。
これは琵琶湖を除くJBの5リミットレコードウエイトのようです。
二日目は雨で見えなくなりましたが、バスがいそうなところを同じリグでブラインドで
釣っていき、雨の上がった一瞬にサイトをしてトータル3800g、予選を1位で追加し、
最終日は再び晴れた天気の中、リミット後1500gをサイトでしとめ、トータル3310gで
優勝を決めました。
バスの居場所を知ることやどこに落としたら食うか?どのようなアクションで食うか?
どのようなフックセットが効率がいいのか?タックルはどれがいいか? それらを
見つけていくことをテクニックと呼び、それを考えることにもバスフィッシングの
面白さの一面があると私は思っています。
「釣れる」ということに迷いのないゲーリーワームは、そんなテクニックを磨く
最高の素材です。
冬の亀山ダムで発見したレッグワームのテクニックは過去に3回のA.O.Y.を私に
もたらしてくれました。
カットテールは今季2回目の優勝をもたらしてくれました。
そして、今回の試合でまた、その使い方の奥の深さを感じました。本当に良く釣れる
ワームです。
JB TOP50第3戦 七色ダム 最終成績表最後になりますが、応援してくださった皆様、メッセージをくださった皆様、本当に
ありがとうございました。
前人未到の4回目A.O.Y.へ向けて、まだまだ突っ走っていきますので、残り2試合も
応援よろしくお願いします。
小森嗣彦
写真提供
NBCNEWS、
Lure News R