年間レースも旧吉野川を終えた時点で9ポイント差で2位と今回の檜原湖がキーに
なることは間違いなく、如何に今回でトップに追いつけるかがワールチャンピオンに
向けて重要なターニングポイントであった。
その為、自己最長となる10日を優に超えるプラクティス日数をこなし、重要な1戦に
向けて毎日スモールを追いかけ続けた。
本戦では台風の接近により荒れ模様。
プラクティスでは1度も体験していないような状態となり、プラで得た事をしっかり整理し、
切り捨てる事・活かせることを明白にして臨むことが長期プラをこなした自分の課題であった。
トーナメント初日。
まずはバンクの岬周辺で入食いとなるがサイズが上がらず移動。
キッカーパターンであったスーパーシャローのビックスモールをサイトで狙うパターンへ。
すると3インチグラブのイモ使用NSで800gのキッカー。
魚が散ったのでバンクで数回の入れ替えを果たした後に再びサイトパターンへ。
そして800gをもう1発。
続いて早稲沢沖フラットで800クラスと3キロを越えウエインへ。
初日は10位と自分の計算よりは下回った順位となった。
2日目はスモールで3キロ獲ったらラージと決めスタート。
しかしスモールの状況が掴みきれず苦戦。
10時まで1本と予選落ち寸前状態でさまよった。
10時30分、遂にスモールの動きを捉え約2時間で3キロに。
そしてこの日はウエイトアップでラージマウス狙いへ。
南エリアの目をつけていたウィードエリアをスピナーベイトで探ると1ヵ所目でキロラージ。
この日はミックスバックに成功し、3400g。暫定で2位まで上昇し、最終日へ。
最終日。
時間も短いことから2日目にハマったエリアに願いを込めスタートするも数は釣れるが
サイズが出ない。
途中何回か別のエリアに移動を繰り返すもバイトなし。
最終日は2日目のスポットから絞り出した魚のみでウエインとなった。
最終結果は3位。
年間順位はトップと1ポイント詰まって2位。 たった1ポイント詰まっただけ。
それでもこの1ポイント詰められたことは10日以上のプラクティスをこなし
詰められた大きな1ポイントと今は思っている。
最終決戦は茨城県北浦水系。
すでにプリプラクティスも終え、残るは前日の公式プラクティスのみ。
トップとのポイント差は8ポイント。
他力本願ではあるが狙えるポイント差だし、逆にもう自分が上にいくしかない。
決して守って追い抜ける差じゃない。 最後はすべてを注ぎ切るのみ!!!!!
皆さん応援よろしくお願いいたします。
青木大介
JB TOP50 第4戦 桧原湖 最終成績表JB TOP50 暫定年間ポイントランキング写真提供
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