2011.10.28
市村直之 JB TOP50 第5戦 北浦 優勝!
やっと勝てた!!
TOP50に上がって7年。 JBプロになって9年。
そして、ゲーリーファミリーとして10年目の節目の年に、幼き頃から夢見た
舞台の1番高い所に立てた事を本当に嬉しく思っています。
今回の北浦戦は、夏日の続くプリプラでは何の感触も得られないまま4日間の
日程を終えてしまい、正直ノー感じのまま直前プラに入る事となった。
直前のプラでは、初日はシャロー。2日目はブレイク。
ノー感じだからこそ、全てを1から組み立てる気持ちで直前プラを敢行した。
稀に見る増水でバスは明らかにシャローへ移行していたが、他の多くの選手が
シャローをメインにしているのは明らか。
僕自身もこの水系でのシャロー撃ちを得意としている分、最後まで悩んだが、
2つのキースポットの破壊力を信じ、人の少ないブレイクをメインにする事にした。
そして迎えた本戦。
朝イチにモコリークロー・スゴイシンカー6gテキサスに1kgアップ。
そして、メインとしていたブレイクのピンスポットを5インチプロセンコーの
ネコリグで攻め、3本を追加し初日は3600gでトップ。
写真提供 NBCNEWS
そして2日目は初日に反応の良かったブレイクを5インチプロセンコーと
エグジグ+ディトレーターで狙い、12時までに6本3kg越えを果たし、
最終日に温存するため残り時間をプラにあてた。
写真提供 NBCNEWS
そして正念場の最終日。
前日のプラで他のエリアの迷いは捨てた。
最終日はこの1か所に全てをぶつけるのみ。
僕自身が最も信頼を置いている、5インチプロセンコーネコリグを最後の最後
までひたすら1スポットに投げ続け、3匹のバスをウェイン。
・・・3匹で帰着となった時点で、正直・・・勝ちは諦めていた。
3匹のウェイトは1600g。
これじゃぁ・・・
その気持ちは、最後の優勝コールを受けるまで続き、吐きそうなぐらいの
緊張感と共にあった。
しかし、優勝発表のコールと同時に、それは歓喜へと変わり・・・今まで
味わった事のない、最高の気分になった。
もう、お立ち台で何を話していたか・・・興奮しすぎて覚えてない(苦笑)
しかし、これまでゲーリーファミリーとして過ごした10年間のバスフィッシング人生が
走馬灯のように頭の中を駆け巡り、本当に涙が出るぐらいうれしかった事だけは覚えている。
これで、ようやく1つの目標をクリアー。
次は更なる勝ち星とワールドチャンピオンを目指し、これまで以上に努力し
練習し、最高のアングラーになりたいと思う。
最後に、ゲーリーと共に歩んできた10年を応援して下さっている皆様に、
感謝したいと思います。
「ありがとうございます!!」
市村直之
JB TOP50 第5戦 北浦 最終成績表
2011.10.05
成田紀明 WBS(A−Pro)年間ランキング 3位
本年度のWBSプロトーナメントが終了しました。
年間を3位で終わる事が出来ましたのも、応援して頂いている皆様あっての事です。
シーズン開幕前に起こった東日本大震災。
自分のみならず選手全員の心には多くの傷があったと思います。
1日と言うより、命ある時の1瞬を大切に生きる事を再認識させられる思いで試合に臨みました。
今年のトーナメントに対しては、練習を超短時間で有効に活用する技術が加わっていました。
スポーニング後の魚達のコンディションを分かるにはこの武器なしではありえなかったでしょう。
夏の試合で5400gのスコアを出したこの試合では、クリーチャーを使ったフォールベイトを
食わせのメインで使用しました。
随分と前から何度も出している写真ですが、決定的な波動を出します。
最終戦では初日に大崩れしたスコアを2日目に挽回。
2DAYの試合はある意味、マグレはありません。
2日間以上での試合は本当に楽しい。
2日のウエイトメイクこそが本当のプロトーナメントであるでしょう。
昨年から僕のブログで何度も登場しているこのシュリンプ(改)。
恐ろしい程の威力があり、ホグワーム歴の長いアングラーならこのルアーの意味する
ところが分かるはずである。
確信めいたものはこの場では遠慮させて頂くが、単純に釣れるルアーである事は間違いない。
ここ数試合でも釣らなかった試合は全くない程の効果である。
僕は霞ケ浦がホームレイクではあるが、霞ロコではない。
年間でも様々なフィールドで釣りをする事が自分のスタイルであり、これは今後も変わる事はない。
試合での超短時間アジャスト能力向上は今後も磨いていく技術の1つである。
今シーズンもまだまだトーナメントが残されております。
自分の持っているモノ全てを出し切って楽しみたいと思います。
応援よろしくお願いします。
成田紀明
WBS年間ランキング